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『25歳の女子高生』 7話のウラ話

25歳の女子高生
02 /19 2018
蟹江宅_俯瞰図

添付した画像は蟹江君の自室の俯瞰図です。
#7~9と三週に渡ってここがメインの舞台になります。

最初に設定を見た印象としては、
25歳、独身男性としてはちょっと慎ましやかなと。
ただ、蟹江君は車を持っているし、
維持費とかローンとか大変なんだろうなと……
もしかしたら、まだ奨学金の返済なんかもあるかも?

周囲の住宅環境を見ると、通勤に車が必須という感じではないし、
そうなると蟹江君の趣味はドライブなのかな?
部屋の中に、彼の趣味が分かるモノはあまり無いみたいだし……

……とまあ、一枚の図面からでも色々と妄想を膨らませて、
キャラクターを肉付けできるわけです。
なので、こうした設定を頂けるのは有難いです。

話は変わりますが、
タイトル明けに蟹江君の台詞で、
「……何だ名鳥……今から授業出んのか?……」
というのがあるのですが、
ARの時、沢城さんから、どういう状況なのか質問がありました。
実はこれ、五時間目に担当授業が無かった蟹江君が、
空いていた視聴覚室に花ちゃんを連れ込んで、
五時間目の途中までエッチをしていた……
というシチュエーションなんですよね。
原作ではちゃんと説明がされているのですが、
ちょっと端折りすぎてしまいました……ごめんなさい!

お詫びついでにもう一つ……
完全版#7の紹介キャプションで、
「蟹江のシャワーシーンなど、みどころ満載の7話★」
ということになっているのですが、
実はあまり深く考えて追加したシーンではなくて、
単純に時間経過を表現する為に、何か欲しいな~と、
軽い気持ちで書いてしまったシーンでした……
何かもう……色々と申し訳ありません!

『25歳の女子高生』 6話のウラ話

25歳の女子高生
02 /14 2018
さてさて、相田君のお話を少々。

実は彼についてはクライアントさんからオーダーがありました。
曰く、18歳未満であることがハッキリしているので、
所謂「エッチ」な描写は避けてほしいと。

元々シリーズ構成の都合で、
原作からカットするシーンが多くなりそうだったので、
特に問題はないかな……と最初は思っていたのです。
ところが、相田君があまりエッチなことをしないと、
彼が何となく「いい人」に見えてきてしまって……

というか寧ろ、替え玉出席をしたり、
校内であんなコトやこんなコトをしている蟹江君と花ちゃんの方が、
よっぽど「停学モン」なんではないかな~と (^▽^;)

本編中、蟹江君がダブルスタンダードであることを
自覚している台詞を足そうかなとも思ったのですが、
そうなるともう……
とても教師に見えない「危険な男」になりそうで……

まあ、蟹江君はああ見えて「メチャクチャ嫉妬深い」らしいので、
花ちゃんを想う気持ちが強すぎて、
ついつい我を忘れてしまうということではないかと……

……ちなみに、
シナリオ執筆時には、彼のことは「相田君」としか認識しておらず、
下の名前が設定されていたことを知りませんでした (^▽^;)
昨年末、公式HPが立ち上がった際、
彼のフルネームを知って驚いたものです。

『25歳の女子高生』 5話のウラ話

25歳の女子高生
02 /06 2018
#5の話題と言えば、何と言ってもエンドカードでしたね(笑)
エンドカードは進行が早ければ、
ARの段階で映像に差し込まれていることもあるのです。
#5はそのケースだったので、現場では大ウケしていました。
動きのあるエンドカードだったので、
効果(SE)か台詞を付けた方がいいのかな?
…なんて声が上がったりしていました。

そして、#1以来の登場となる相田君です。
彼の登場が今回のラストシーンで、次回への引きなのですが、
主題歌の『Reunion』が今回はちょっと面白く感じられました。
花ちゃんが、【アレ】を忘れたことに気づいたところで、
相田君が現れて、
「こんな~再会を~誰が~予想して~」…と来るので \(//∇//)\
完全版だと、
さらにいい感じのタイミングで主題歌がかぶります(笑)

さてさて、今回は前後編です。
相田君にはまだまだ面白いウラ話がありますが、それはまた次回に!

『25歳の女子高生』 4話のウラ話

25歳の女子高生
01 /30 2018
今回の#4までが初回のARで収録された分ですね。
収録は【通常版】を先にまとめて撮って、
メインキャストを入れ替えて【完全版】を収録します。

収録に掛かる時間はおよそ5時間半~6時間。
やはり一番大変で、一番大切なのは#1の収録ですね。
役者さんと監督、音響監督、原作元、全スタッフが話し合って、
それぞれのキャラクターのお芝居を作り上げていきます。

現在、2回目のAR(#5~8)までが終了しているのですが、
やはり役者さんがキャラクターに慣れてくると、
収録はどんどんスムーズに進みますね。
役者さんは前回の収録で指摘された点を踏まえて、
演技をさらに練り込んでくるので、大変楽しみにしています。

収録後は、役者さんとスタッフで一緒に飲みに行きます。
夕方からの収録だと、終電ギリギリになったりするのですが、
こういう場での意見交換も大変貴重だと思っています。

3回目の収録(#9~12)が最終回です。
これまでのComicFestaアニメでは、
総集編として#13があったりしたのですが、
今回の1月クール(1月7日スタート)だと、
3月末まででちょうど12週になるので、
本編ラストの#12が最後の放送になります。

『25歳の女子高生』 3話のウラ話

25歳の女子高生
01 /23 2018
この話数ぐらいまでは、隙あらばエロっぽいネタを入れてますね。
ランニングの後、ブラが透けてる件とか、
#1で花が短すぎるスカートを気にする件とか、
オリジナルで追加しているのですが、
エロアニメシナリオを書いているクセが無意識に出ているのです。
(#2&3はサブタイトルもちょっとエロっぽいかも)

エロアニメとTLアニメは似ているようでちょっと違いますね。
なので、並行してシナリオを進めたら絶対混乱すると思って、
『25歳の女子高生』のシナリオ執筆中は、
他のシナリオの仕事は入れないようにしていました。
(まぁスケジュールがタイトだったのもあるのですが)

初めて原作コミックを拝見したのが2017年の9月頭で、
シリーズ構成案を上げてスタッフ顔合わせをしたのが9月6日、
そこから構成案を修正して、OKをもらって、
シナリオ執筆に入って……
#1&2のシナリオが決定稿になったのが9月17日、
最終回のシナリオ決定稿を出したのが10月4日でした。
約一か月の作業でしたね。

ちなみにその後、
今度はTLアニメからエロアニメに感覚を戻さなくてはいけなくて、
直後の執筆作品は妙に時間が掛かってしまいました……(;^_^A

佐和山進一郎

エロアニメ・エロゲームのシナリオ
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