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『25歳の女子高生』 8話のウラ話

25歳の女子高生
02 /26 2018
放送も中盤を過ぎたところで大変恐縮なのですが、
一つお詫びです!
実はシナリオでは、この#8まで、
花ちゃんの名字を「名取」と誤記しておりました……ごめんなさい!
以下、シナリオの表紙画像を公開致します。

F1000100.jpg

シナリオで台詞を書く場合、
花M「……蟹江君に教えてもらったおかげで……
   テスト勉強とりあえず終わったけど……」
……というように、
男性は名字、女性と子供は名前を頭に付ける原則がありまして、
シナリオ本文では「名鳥」と書く機会は少なかったのです。
でもまさか、#8まで間違えたまま来てしまうとは……

自主的に気がついて#9以降は改めていたのですが、
昨年末、公式HPが公開されてから、ネットの紹介記事でも
「名取」と誤記されていることがちょくちょくありまして、
見かける度に内心ドキドキしておりました……(^▽^;)

さてさて、話は変わってサブタイトルの件です。
ライターはシナリオ執筆時に、自分なりのサブタイトル案を
(仮)を付けた形で提案します。
サブタイトルは放送だけでなく、
DVD等の商品パッケージにも記載されるので、
原作元やメーカーさんの意向も踏まえて決定されます。
なので、シナリオの案から変更されることもままあるのですが、
今回は全話に渡って、シナリオの案をそのまま採用して頂きました。

『僧侶』、『スカケダ』が台詞調のサブタイトル、
『おみつよ』がメインタイトルに合わせた文体だったので、
今回は割とオーソドックスに、各話の印象的な要素を、
短めにまとめる方向で考えてみました。

#8の場合、後半の回想シーンが印象的だったので、
回想が核になるエピソード……ということで、
ドラえもんの名編、
『あの日あの時あのダルマ』がまず頭に浮かびました。
そこからアレンジして、
最終的には小田和正さんの
『ラブストーリーは突然に』の一節に落ち着いた次第です。


『25歳の女子高生』 7話のウラ話

25歳の女子高生
02 /19 2018
蟹江宅_俯瞰図

添付した画像は蟹江君の自室の俯瞰図です。
#7~9と三週に渡ってここがメインの舞台になります。

最初に設定を見た印象としては、
25歳、独身男性としてはちょっと慎ましやかなと。
ただ、蟹江君は車を持っているし、
維持費とかローンとか大変なんだろうなと……
もしかしたら、まだ奨学金の返済なんかもあるかも?

周囲の住宅環境を見ると、通勤に車が必須という感じではないし、
そうなると蟹江君の趣味はドライブなのかな?
部屋の中に、彼の趣味が分かるモノはあまり無いみたいだし……

……とまあ、一枚の図面からでも色々と妄想を膨らませて、
キャラクターを肉付けできるわけです。
なので、こうした設定を頂けるのは有難いです。

話は変わりますが、
タイトル明けに蟹江君の台詞で、
「……何だ名鳥……今から授業出んのか?……」
というのがあるのですが、
ARの時、沢城さんから、どういう状況なのか質問がありました。
実はこれ、五時間目に担当授業が無かった蟹江君が、
空いていた視聴覚室に花ちゃんを連れ込んで、
五時間目の途中までエッチをしていた……
というシチュエーションなんですよね。
原作ではちゃんと説明がされているのですが、
ちょっと端折りすぎてしまいました……ごめんなさい!

お詫びついでにもう一つ……
完全版#7の紹介キャプションで、
「蟹江のシャワーシーンなど、みどころ満載の7話★」
ということになっているのですが、
実はあまり深く考えて追加したシーンではなくて、
単純に時間経過を表現する為に、何か欲しいな~と、
軽い気持ちで書いてしまったシーンでした……
何かもう……色々と申し訳ありません!

『25歳の女子高生』 6話のウラ話

25歳の女子高生
02 /14 2018
さてさて、相田君のお話を少々。

実は彼についてはクライアントさんからオーダーがありました。
曰く、18歳未満であることがハッキリしているので、
所謂「エッチ」な描写は避けてほしいと。

元々シリーズ構成の都合で、
原作からカットするシーンが多くなりそうだったので、
特に問題はないかな……と最初は思っていたのです。
ところが、相田君があまりエッチなことをしないと、
彼が何となく「いい人」に見えてきてしまって……

というか寧ろ、替え玉出席をしたり、
校内であんなコトやこんなコトをしている蟹江君と花ちゃんの方が、
よっぽど「停学モン」なんではないかな~と (^▽^;)

本編中、蟹江君がダブルスタンダードであることを
自覚している台詞を足そうかなとも思ったのですが、
そうなるともう……
とても教師に見えない「危険な男」になりそうで……

まあ、蟹江君はああ見えて「メチャクチャ嫉妬深い」らしいので、
花ちゃんを想う気持ちが強すぎて、
ついつい我を忘れてしまうということではないかと……

……ちなみに、
シナリオ執筆時には、彼のことは「相田君」としか認識しておらず、
下の名前が設定されていたことを知りませんでした (^▽^;)
昨年末、公式HPが立ち上がった際、
彼のフルネームを知って驚いたものです。

『25歳の女子高生』 5話のウラ話

25歳の女子高生
02 /06 2018
#5の話題と言えば、何と言ってもエンドカードでしたね(笑)
エンドカードは進行が早ければ、
ARの段階で映像に差し込まれていることもあるのです。
#5はそのケースだったので、現場では大ウケしていました。
動きのあるエンドカードだったので、
効果(SE)か台詞を付けた方がいいのかな?
…なんて声が上がったりしていました。

そして、#1以来の登場となる相田君です。
彼の登場が今回のラストシーンで、次回への引きなのですが、
主題歌の『Reunion』が今回はちょっと面白く感じられました。
花ちゃんが、【アレ】を忘れたことに気づいたところで、
相田君が現れて、
「こんな~再会を~誰が~予想して~」…と来るので \(//∇//)\
完全版だと、
さらにいい感じのタイミングで主題歌がかぶります(笑)

さてさて、今回は前後編です。
相田君にはまだまだ面白いウラ話がありますが、それはまた次回に!

佐和山進一郎

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