少し間が空いてしまいました。
年末の仕事納めに向けてバタバタしている最中です。
今日は『ストリンジェンド』＃11の画像を沢山公開しつつ近況など。



今週初めに、『少交女』＃２の
ダビング（効果音やＢＧＭを付ける作業です）
ＶＴＲ編集（モザイク処理やテロップ、エンディング画像を作ります）
が完了して無事に納品の運びとなりました☆



その後は、残務処理と年賀状の作成に追われています。
年賀状は沢山出す方です。毎年約200枚前後書いています。
（一言でも手書きのメッセージを添えるようにしています）
一度お仕事で関わっていたスタッフとは、
例え年賀状だけでもなるべく繋がっていたいのです。



『ストリンジェンド』は長期シリーズなので、
まだまだ語りたい裏話があります。

例えば、
瑞穂先輩や、渋谷さん、三倉さん、霧島さん、宮沢さん…
と、女の子のキャラが沢山登場してえっちしまくりですが、
実はこの子たちの中で、恋人がいるキャラはいないのです。

本編で、相手を呼ぶ時、
女の子には「～～君」と呼ばせています。
（霧島さんは土屋を呼び捨てますが、彼女は誰にでもそうなので…）
男も「～～先輩」「～～さん」と呼ぶのが普通です。

つまりこの作品に出てくる男女は、
皆、えっちを通じてのみの関係で、恋人同士ではない
…というのが、スタッフの共通認識です。

恋愛感情を絡めたベタベタした関係ではないために、
緊張感というか、
この作品独特の雰囲気が生まれているのだと思います。

さてさて、22日に発売になりました
『ストリンジェンド』＃11のことをもう少し。

後半、瑞穂先輩のエピソードですが、
実家で買う車のことで父親とケンカした彼女が
家出をしてしまうお話です。
で、瑞穂は智久を連れ出して、
街のあちこちでえっちなことをするわけです。

長期シリーズのこの作品では、
学園内でのえっちはもう随分やり尽くした感があるので、
今回は普段行かない街中でのえっちを考えてみました。
コインパーキングの車の陰で…
人気のない休日昼間の地下鉄ホームで…
ユーザーさんの身近にある場所でのえっちを考えてみました。



このエピソード、実は次の＃12に続きます。
＃９～10にある三倉さん＆遠藤君の
温泉旅行エピソードと同じスタイルですね。

瑞穂先輩の家出というのは私のアイディアだったのですが、
そのキッカケとなる実家の車選びについては、
荒木監督にアイディアを戴きました。
実はこれが次回の完結編への伏線となっております。

昨日、
『ストリンジェンド』＃11が発売になりました☆
今回、前半は渋谷さん、後半は瑞穂先輩のエピソードです。

渋谷さんのエピソードは、
＃８でも登場した個室ビデオが舞台です。
メイドの渋谷さんがバイトをしている個室ビデオに、
田辺が彼女目当てでやってきます。
狭い個室の中で渋谷さんが、
ホントはイケない「うふふな☆」サービスをしてくれる♪
というお話です。

＃８は、渋谷さんと田辺が、
故障したエレベーターに閉じ込められてしまう
お話だったのですが、
実は＃８のシナリオ段階では、
渋谷さんがメイドという設定はありませんでした。

荒木秀樹監督がコンテ段階でアレンジされて、
田辺がレンタルに行っていたビデオ店で、
渋谷さんがメイドとし個室サービスをしている
というシチュエーションになったのです。

さらに「女性店員」として、
オリジナルキャラクターも作ってくださいました☆



今回の＃11のエピソードは、
その＃８を受けて私が考えたものです。

ストリンジェンドは＃７以降、
完全オリジナルストーリーで進めております。
お話を考えているのは、荒木監督と私なのですが、
こうして各々が出したネタを膨らませることもあるのです。

渋谷さんは、
＃10で宅配便のバイトもしておりました。
何時の間にか私の中で「バイトキャラ」になってますね。

瑞穂先輩のエピソードについては、
また明日にでもご紹介したいと思います。

先日、
『少交女』＃２のアフレコが終了いたしました！
年末の納品に向けて、現場はラストスパートです。
来年１月27日の発売になりますので楽しみにお待ち下さい☆

＃１では、
柚ちゃんの銭湯えっちシーンが話題になって、
売上も好調だったようです。

＃２では、
凛と遥が登場するのですが、
良い意味で、
「ここまでやるのか～」
と感心するようなプレイが盛りだくさんです☆

＃１でも、
柚ちゃんを原作よりさらに「若く」描いたことにビックリしましたが、
辰美監督、今作は思い切り振り切っておられるカンジがします。

アフレコには、
原作・たぬきそふとさんも見学にいらしてまして、
12月16日に発売になったばかりの新作、
『めばえ』のサンプルを頂いてしまいました！



公式ページはコチラです



なんと、OVA『少交女』のスタッフ
一人に一本サンプルを頂いてしまいました。
たぬきそふとさん、名前の通り（？）太っ腹です。
どうもありがとうございました！



年末、あと10日ぐらいはバタバタしているので、
今は取り合えずパッケージを開いたところでガマンして、
年末年始のお休みにじっくり遊ぼうと思います☆

私達18禁アニメのスタッフ、キャスト名は、
本名・普通の芸名ではなく匿名で、
所謂「18禁ネーム」で表記されることが多いです。
制作会社名や、録音・編集スタジオ名も
18禁ネームとされている場合もあります。

そもそもは「匿名」のニュアンスが強かった
「18禁ネーム」ですが、最近は、
「仕事の内容によって表の名前と裏の名前を使い分ける」
という意味合いが強くなっている気がします。
キャストさんの中では、
作品のジャンルによって、
複数の18禁ネームを使い分ける方もいるようです。

この18禁ネームの由来はなかなか面白いです。

「むらかみてるあき」監督は、
ＴＶアニメ「あしたのジョー２」に登場した、
アニメオリジナルのゲストキャラが由来です。

ピンクパイナップルさんの
「織賀進（おるがすすむ）」プロデューサーは、
絶頂を意味する独語「オルガスムス」のモジリ。

VTR編集の「西船長太郎」さんは、
西船橋駅近くにある「長太郎会館」が由来。

同じくVTR編集の「烏山ちとせ」さんは、
命名当時に自宅の最寄駅だった
京王線の「千歳烏山」駅からです。

ちなみに「佐和山進一郎」も18禁ネームです
私は元々18禁アニメの制作スタッフだったのですが、
シナリオを書くことになったのをきっかけに、
この18禁ネームを名乗るようになりました。

それまでに18禁アニメでお世話になった
スタッフ諸氏の名前から一字ずつを頂いて、
名前らしく聞こえるように組み替えた名前です。
「織賀進」さん、「西船長太郎」さん、「烏山ちとせ」さん
からも一字ずつ頂いております。

昨日は辰美監督の新作の打ち合わせでした

辰美監督の『少交女』＃２が
年内納品の予定ですので、
年明けから次の作品にすぐ入れるよう、
シナリオは先行して作業を進めているのです

まだ詳細はお話できませんが、
コミック原作の作品です
『少交女』の売上が好調であるようで、
その流れを受けて、
またちょっと「若い」女の子たちのお話です

＃１のシナリオは先月末に上がっていて、
小直しのみでＯＫを頂いておりました

ただ、
今回は原作元の先生と出版社さんとの
初顔合わせだったので、
こちらからも是非出席したいと申し出ていました

やっぱり文書とメールだけのやり取りでは、
今ひとつ先方の真意が計りかねる時があるし、
直接会って相手の人となりを知ることは、
制作を円滑に進める上で大事だと思っています

それに、お互いエロ業界同士ですので、
作品の打ち合わせ以外でも
色々な情報交換をしたりするのも楽しいのです

昨夜、むらかみ監督からお電話がありまして、
『妹ぱらだいす！』＃１が売上好調とのこと。
いやはや大変嬉しいです。
お買い上げ下さった皆さんありがとうございます！

Amazonさんでも、
ＤＭＭさんでも、
現在は品薄状態のようです。
Amazonさんではレビューの評価も高いようで何よりです

今回はGOLD BEARさんという
新しいレーベルの最初の作品でしたし、
『対魔忍アサギ』『監獄戦艦』に比べると、
方向性は随分変わったし、
ソフトの値段もフルプライスになった
…ということで、
むらかみ監督も私も、
売上がちょっと気になっていたのです

今日の画像は、
むらかみてるあき監督が
＃１の絵コンテ表紙に書いたラクガキです

ちなみに小春が手にしているのは、
本編でも登場したオリジナルアイテム
「こんにゃく乙女」です
（まだ本編を観ていない方はごめんなさい）
これも、既存のアイテムではなく、
敢えて身近なモノを使うのがいいとか何とか…

それにしても「妹王」って…
やっぱり「萌え」とか向いてないのかな～～
なんて最初は思ったのですが、逆でした。
「萌え」を力技で自分のフィールドに引きずり込んでいます

むらかみ作品を応援しつづけているユーザーさん、
安心して観て下さい。
「鬼畜輪姦」だろうが「萌え」だろうが、
むらかみてるあきは、いつでも、
いつも通りの「むらかみてるあき」です。

そのブレないところがまた良いと思います。

『妹ぱらだいす！』＃１
いよいよ発売になりました！

ユーザーさんのレビューを幾つか拝見しましたが、
こちらなんかが伝わりやすいのではないかと。

むらかみ監督作品は、
静止画で観るより、
少しでも動きのある映像で観た方が
その魅力がよく分かると思います。

今回、「妹モノ」「萌え」に挑戦すると決めたのは、
むらかみてるあき監督ご自身でした。
これまでのような「ガチ凌辱」な作品の依頼は
いくらでもあったのですが、
むらかみ監督は、敢えて新しい分野に挑戦したいと。

むらかみ監督の作品は制作に約半年掛かります。
これは別にもったいぶってるわけではなくて、
キャラデザイン、絵コンテ、演出、原画、作画監督、
全ての作業をたった一人でこなしているので、
どうしてもこれだけの時間が掛かってしまうのです。

むらかみ監督作品には、
『監獄戦艦』からライターとして参加していますが、
実はスタッフの一人として参加したのは、
『新体操(仮)』の＃３からで、
もう10年近くのお付き合いになります。

殆ど同年代ということで
仲良くさせてもらっているのですが、
むらかみ監督のエロアニメに対する姿勢には
本当に勉強させられることが本当に多いです

「佐和山進一郎」で検索を掛けると、
ようやくこのブログが
トップに来るようになりました☆
本人の公式ブログなんだから
当たり前と言えば当たり前ですかね？

行く行くはウィキペディアに名前が
載るようになったりすると嬉しいのですか……

文章中にURLを挿れるやり方や
文字の色を変えるやり方をようやく覚えましたわ。

まだまだ拙いブログで恐縮ですが、
お時間のある時にでも覗いてみてください。