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#64 新しい年・新しい試み

エロアニメの神様
12 /30 2023
さてさて、
年の瀬も押し迫って参りましたが、
実は来たる2024年に向けて
新しい作品企画があるそうです。

「まぁそんなに
 大したことじゃないんだけどさ。
 ちょっと今、個人的に
 同人ゲームの制作
 始めてるんだよね」

全裸のプール掃除 告知用

第一回目の作品は
『全裸のプール掃除』
2024年・春の発売を目指して
現在制作進行中とのことです。

詳しい内容については、
ブログにて紹介されています。

「ところで……賀島さんが関わった
 同人作品と言うと、
 これまでは同人AVや
 実写を使った音声作品でしたが
 今回はちょっと趣を変えて
 デジタルノベル作品なんですね?」

「そうそう、そうなのよ。
 私みたいなシナリオライターが
 自主制作で作品を作る時、
 大きなネックになるのが
 ビジュアルをどうするのかって
 問題なんだよね。
 自分では絵が描けないんだし
 エロアニメでお世話になってる
 スタッフ諸氏に声を掛けるには
 予算が全然足りないしね」
「ふむふむ」
「で、今回使ったのが
 【佐野俊英が、
  あなたの専用原画マンになります】
 ってソフトなんだよね」

こちらは2009年にG.J?さんから
発売された画像編集ソフトです。

「このソフトはね、素材集なのよ。
 佐野俊英さんのキャラ立ち絵
 イベント絵を色んな背景小道具
 音声素材組み合わせて
 自分なりのHシーンが作れるの
「特にありがたいのが、商業利用も
 OKのフリー素材集ってことだね」
「ほほう」

「私は佐野俊英さんに
 お会いしたことは無いんだけどさ
 G.J?さんの作品では
 『あなたの知らない看護婦』とか
 『マドンナ 完熟ボディCollection』
 がエロアニメ化された時、
 シナリオを書かせて頂いてさ。
 キャラ絵のクオリティが高いのは
 よーく分かってたんだよね」

「このソフトのキャラを生かして
 あとはゲーム開発ソフトの
 【ティラノビルダー】
 フリー素材の背景や効果音と
 組み合わせたんだけど、
 私は昔から文系の人間だったから
 ゲーム開発ソフトや画像ソフトの
 使い方に慣れるまで、ずいぶんと
 四苦八苦しちゃったよ
「シナリオが完成した時点では
 年内に発売できるかと思ったけど
 全然間に合わなかったねぇ……」

「こちらの作品のシナリオは
 ご自身で書かれているんですよね?
「うん、もちろんそうだよ。
 ちょっと昔の話になるけど、
 サンケイスポーツさんが主催してた
 【性ノンフィクション書き方講座】
 を受講したことがあったんだよ。
 シナリオの勉強になればと思ってさ」
「で、その時、
 【性ノンフィクション大賞】って
 コンクールを紹介されたから
 試しに習作を投稿してみたら
 特別賞を戴いたんだよね。
 当時のサンケイスポーツさんにも
 一応掲載されたんだけどさ」
「それはそれは……」
「まあ一応、プロの端くれだからね」

「その時の作品をリライトしたのが
 今回の『全裸のプール掃除』なの。
 ウチのデジタルノベルとしては
 最初の作品になるわけだし、
 験がいいかなーと思ってさ」
【性ノンフィクション大賞】には
 枚数制限があったから
 コンパクトにまとめてたんだけど
 今回デジタルノベル化にあたって
 Hシーンを1.5倍位に膨らませて
 リライトしたんだ

「現在の進捗状況はいかがですか?」
「ようやくゲーム全体が組み上がって
 それに合わせてシナリオの方も
 微修正が終わったから、
 あとはキャストさんに出演を
 打診している段階だね
「何と言っても、
 制作費の安い同人ゲームだからさ
 キャストさんにも
 自宅での収録……俗に言う宅録で
 お願いしてるんだよね
「まだちょっと
 完成時期は見えないかな……
 春ぐらいまでには発売したいと
 思ってるんだけどねぇ」
「なるほど」

「まぁとりあえずビジュアル面は
 大体固まってきたから、
 少しずつでも告知をしていこうかと
 思ってさ。
 【佐和山エロサークル】のブログ
 こっちの個人ブログ、
 あとはでボチボチとね。
 エロアニメ業界の知人・友人には
 年賀状でもお知らせしてるよ」

「ところで、改めて伺うのですが
 どうして今回、同人ゲーム制作を
 始めようと思われたのですか?
「エロアニメシナリオの仕事で
 原作エロゲーの解析をしてて
 時々思ってたんだけど、
 エロゲーのテキスト量って
 やっぱり物凄いんだよね
「まぁそれが
 エロゲーの魅力でもあるんだけど
 オナニーでスッキリするまでに
 あんまり時間が掛かっちゃうと
 忙しいユーザーさんは
 大変なんじゃないかなーって
「ふむふむ」
もっと短い時間、
 エロアニメを観るくらいの時間で
 プレイできるエロゲーがあったら
 いいんじゃないかなー……
 と思ったのが最初のきっかけだね」
エロアニメと同じくらいの
 ストーリーと分量で、
 エロアニメより安価で購入しやすい
 そういうコンパクトでお手軽な
 作品を作ってみたいと思ったんだ
「なるほどなるほど」

「まぁ、もう私もアラフィフだし、
 この先段々と気力も体力も
 落ちてきちゃうからさ。
 何か新しいことの挑戦できるのも
 今のうちだと思うんだ
もし今後、商業作品の制作から
 身を引くことになったとしても、
 このぐらいコンパクトな作品なら
 副業や趣味としてでも
 続けていけるんじゃないかなーって
 そんなことも考えてるんだ。
 体が元気な間は、例えどんな形でも
 エロに関わっていたいからね」

『全裸のプール掃除』の制作状況は
私のブログでも引き続き
ご紹介していきたいと思います。

「もう次回作のアイディアも
 色々と考えてるんだ。
 ゲーム開発ソフトや画像ソフトの
 扱いにもう少し慣れてきたら
 制作ペースもあげられると思うよ」

さてさて、では最後に
本日のリクエスト曲をお願いします

『アイドルマスター
      ミリオンライブ!』
 のオープニングテーマ
 『Rat A Tatt!!!』
 を紹介したいな」

『アイドルマスター
     ミリオンライブ!』
バンダイナムコエンターテインメント
さんのソーシャルゲームを中心とした
メディアミックスプロジェクトです。
TVアニメは2023年10月から
全12話が放映されました。

監督は綿田慎也さん
シリーズ構成は加藤陽一さん
制作は白組さんです。

『Rat A Tatt!!!』
作詞がモモキエイジさん
作曲が佐藤貴文さん
歌はMILLIONSTARSの皆さんです。

「この曲は
 オープニングでもあるんだけど
 劇中の第2話でオーディションの
 課題曲になってたのよ」
「オーディションの途中で
 歌に詰まっちゃったアイドルが
 仲間の励ましで立ち直って、
 彼女たちの歌う姿を見て
 プロデューサーや他のアイドルが
 未来の自分達を感じるってシーン
 がすっごく感動的だったんだよね」


オープニングムービーでも
 まだ何者でもない女の子たちが
 シアターの前で私服で歌っている
 シーンから、シアターの屋上で
 アイドルとして歌っているシーンに
 繋がるのが印象的でさ。
 オープニングが物語の展開を象徴
 してるんだよね」


「……キャラクターと自分の娘達の
 年が近いせいかな?
 最近こういう女の子が頑張る作品
 には感情移入しちゃうね」

本年も私のブログをご覧頂きまして
誠にありがとうございました。
来たる新年からも
毎月10日・20日・30日前後に
更新できるよう頑張りますので
よろしければまた
私の話を聞きに来てくださいね。
ではでは皆様
良いお年をお迎えくださいませ。

#63 年賀状はお早めに

エロアニメの神様
12 /21 2023
師走も半ばとなりまして
年の瀬も押し迫ってまいりました。
毎年この時期になると
賀島さんはお仕事と並行して
年賀状の準備に追われるそうです。

「もう何十年も昔
 アニメ業界に入りたての頃、
 まだまだ仕事も少なかったから
 所属してた脚本家事務所の経理や
 師匠のマネージャーをしてたの」

その頃のお話は
こちらでもご紹介しています。

当時の師匠はとにかくスケジュール
 がパンパンだったんだけど、
 公私を含めて、毎年500枚以上の
 年賀状を出されてたんだよね
「それはまた……すごいですね」
「年内の打ち合わせと締切が全部
 終わった後、集中的にパーッと
 書いてらしたよ。
「私は宛名や本文の印刷とかで
 お手伝いをしてたんだけど、
 二人で事務所で紅白を見ながら
 作業してたこともあったなー」

そこまでして年賀状を書かれるのは
 どうしてなんでしょう?
「私達みたいな制作スタッフは
 基本的に皆、個人事業主だからね。
 何年かぶりに一緒にお仕事する
 なんてこともよくあるし、
 人とのご縁ってのはやっぱり大事
 にしなきゃいけないからね
「私の師匠はどんなに忙しくても
 年賀状には一人一人直筆で
 メッセージを添えてらしたよ。
 本文も有り物の印刷じゃなくて
 事務所オリジナルのデザインを
 ちゃんと作ってたしね」

「賀島さんが年賀状を書かれるのも
 お師匠様の影響なんですね」
「まあ師匠には全然及ばないけど
 毎年大体200枚位は出してるよ。
 個人宛に出す年賀状は
 家族写真を入れたデザインにして
 会社宛に出す年賀状は
 オリジナルのデザインを発注してる。
 あんまり綺麗な字じゃないけど
 個別にメッセージも書いてるよ」

「やはり賀島さんなりの
 こだわりがあるんですね」
「ん~……
 そんなに大したことじゃないけど
 有り物デザインで印刷しただけの
 年賀状はつまらないと思うし、
 子供の写真だけ載せた
 写真付きの年賀状なんかは
 親戚以外は楽しくないと思うし、
 やっぱりエンタメ業界の人間だし
 どうせなら面白いことを
 したいなーって思ってるよ

さてさて、
では賀島さんは年賀状のご準備に
お忙しいと思うので今回はこの辺で。
最後にまたリクエストをお願いします。

「秋クールに放送してたTVアニメ
 『MFゴースト』のオープニング
 『JUNGLE FIRE feat.MOTSU』
 聞かせてほしいな」

『MFゴースト』
週刊ヤングマガジンで連載中の
しげの秀一さんの漫画を原作とした
2023年放送のTVアニメです。

1995年から2013年まで連載され
アニメ化・映画化もされた
『頭文字D』の続編でもあります。

監督は中智仁さん
シリーズ構成は山下憲一さん
制作はFelix Filmさんです。

『JUNGLE FIRE feat.MOTSU』
作詞・作曲がMOTSUさん
歌は芹澤優さんです。

『頭文字D』はアニメの映画を
 ちょっと観たくらいで
 原作は読んで無いんだけど、
 『MFゴースト』から
 いきなり観ても楽しめるような
 作品なんだよね」
「あと、どうしてなのか
 理由はよく分からないけど
 スピード感があるカーレースの
 映像にユーロビート系の曲が
 すっごくよく合うんだよね。
 『頭文字D』のアニメでも
 そうだったけどさ」
「TVアニメは録画して
 後から視聴することが多いから
 オープニングやエンディングは
 飛ばしちゃうこともあるんだけど
 この曲はいつも最後までキチンと
 聞いちゃうな」


「TVアニメの放送は
 今年の12月で終わったけど
 2024年放送の2nd Seasonの制作が
 もう既に発表されてるから
 今から楽しみにしてるんだ」

長々とお聞きいただきまして
どうもありがとうございます。
毎月10日・20日・30日前後に
更新できるよう頑張りますので
よろしければまた
私の話を聞きに来てくださいね。

#62 銀色Horizon

エロアニメの神様
12 /11 2023
昨今、世間ではSNSが広く利用される
ようになりましたが、
賀島さんもペンネームでの
お持ちです。

「フォロワー数は全然少ないけど
 少しでも作品の宣伝や告知に
 役立てばと思ってさ。
 まぁメーカーさんや関係者の
 書き込みをリツイートしたり
 いいねするくらいなんだけどね」
「他に何かツイッターを活用される
 おつもりはないんですか?」
「それだけじゃ寂しいかなと思って
 ブログの更新告知とか
 同人ソフトの宣伝とか
 劇場で観た映画のレビューとかも
 書き込んでるんだけどね」
「ただ……どうしてもSNSは
 ちょっと構えちゃうとこがあってさ
 あんまり上手に使えてないかな
「構えちゃう?」

「一応、ライターの端くれだからね。
 自分の書いた文章を公にするのは
 すごく重たいことに思えるんだ。
 この文章は本当に世界中に向けて
 発信するような内容なのか?……
 とか、
 何かおかしなこと書いてないか?
 とか、ついつい気になっちゃう。
 あんまり気楽に呟けないんだよ」
「携帯にXをインストールしてるけど
 書き込みはPCでしてるんだ。
 慣れないツールだとどうしても
 感覚が狂っちゃうから」
「ははぁ……なるほど」

「例えばさ、
 むらかみ監督と長電話してる時
 あの映画はつまらなかったとか
 ダメだったとか感想を語り合ったり
 するんだけどさ。
 そういうのをSNSで世界中に
 発信しちゃったとしたら
 関係者とかその映画を好きな人は
 不愉快な思いをするわけじゃない?
個人の好みとか意見は
 それぞれあっていいと思うけど
 それを全部公にしちゃったら
 やっぱりダメだよね

「ちなみに賀島さんは、もし鑑賞した
 映画が詰まらなかった場合、
 どんな風に映画レビューを
 書くんですか?
「どんな映画でも
 全部100%ダメってことは
 有り得ないと思うんだ。
 だから良かったシーンとか、
 キャストさんとか構成とか
 良かったなと思える部分を
 伝えるようにしているよ
「なるほど」

「私はSNSのライトユーザーだから
 余計に感じるんだけどさ。
 例え匿名のアカウントでも
 公の場で何かを叩いたり
 誰かの悪口を言ったりするのは
 やっぱり良くないと思うよ。
 後々問題になったりすることも
 あるわけだからさ」

「日常の中で不愉快なことや
 腹立たしいことがあったとして、
 それをSNSに書き込めば
 全て解決するのかっていうと
 必ずしもそうじゃないでしょ?」
「だったらそんな書き込みしないで
 目の前の問題解決のために
 何か行動を起こすとか、
 もう済んじゃったことなら
 さっさと忘れて何か楽しいことでも
 した方がいいと思うんだよね

「そういうストレスを抱えた人が
 エロアニメを観て少しでも発散して
 スッキリしてもらえたら嬉しいね。
 そういうエンターテイメントを
 作りたいと思うよ」
「……ま、こんなこと考えるのも
 私が年取ったせいかのかも
 しれないけどね」

さてさて、
では本日のリクエストを
お願いいたします。

にちなんで
 『機動新世紀ガンダムX』
 第3クールエンディング」
 『銀色Horizon』を聞きたいな」

『機動新世紀ガンダムX』
1996年に放映されたTVアニメです。
監督は高松信司さん
シリーズ構成は川崎ヒロユキさん
制作はサンライズさんです。

エンディングの『銀色Horizon』
作詞が小室みつ子さん
作曲が濱田金吾さん
歌は中瀬聡美さんです。

ガンダムXのエンディングは
 次回予告も兼ねててさ。
 曲をバックに次回の映像と
 ナレーションが重なるんだよね。
 で、最後に印象的なセリフを
 キャストさんがつぶやいて
 それがそのまま
 次回のサブタイトルになるの
「ほうほう」
「セリフがサブタイトルになる
 っていうスタイルは、
 この作品は先駆けじゃないかな。
 端的に且つ詩的にその話の内容を
 表現できる気がして
 すっごく気に入ってるんだ
「エロアニメのシナリオでも
 サブタイトルにセリフを引用する
 ことも結構あるよ」

今回ご紹介する動画では
第25~38話のエンディングが
まとめて収録されております。

『銀色Horizon』は3クール目の
 エンディングなんだけどさ。
 曲の盛り上がりとサブタイトルを
 告知するタイミングが一致してる
 感じがして印象に残ってるよ」

長々とお聞きいただきまして
どうもありがとうございます。
毎月10日・20日・30日前後に
更新できるよう頑張りますので
よろしければまた
私の話を聞きに来てくださいね。

佐和山進一郎

エロアニメ・エロゲームのシナリオ
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