＃44 禁じられた言葉
エロアニメの神様前回、
こちらのブログを更新するにあたり
記事の投稿がブロックされました。
曰く、利用規約に違反している
可能性があるとのこと。
どうやら【レ〇プ】という
ワードが問題だったようで、
そちらを変更・削除して投稿するよう
指示がありました。
取り急ぎ
【レ〇プ】を【強〇】と言い換えて
一部を伏字にして再投稿しました。
念の為【輪〇】というワードも
一部を伏字に致しました。
「そう言えば３月下旬に
DL.Getchu.comさんからも
『禁止表現に関して』っていう
メールが届いてたよ。
以下の表現が今後は
ＮＧワードになるってさ」
「これはエロメディア制作者としては
由々しき問題ではありませんか？」
「いや、それが実は個人的には
それほど影響が無いんだよね」
DL.Getchu.comさんのメールにも
書いてあるんだけど
このＮＧワードは
『登録作品タイトル及び紹介文に』
含まれる場合に修正が必要になる
ってことらしいんだ。
つまり今のところ、
本編の中身に関してはこれまでと
変わりないみたいだからさ」
「ははぁ……なるほど」
「それに、ＮＧワードを
テキストで書いちゃうと
問題になるみたいだけど、
このブログだって
こうやって画像にしちゃえば
いくらでもＮＧワードを
出せちゃったりするんだよね」
「確かに」
「作品タイトルと紹介文にだけ
ＮＧワードを設定しているのは
それが一番簡単にチェックできる
からじゃないかな？
本編のセリフとか画像に書かれた
文字をチェックするのは
人間がやらなきゃいけないけど、
作品タイトルと紹介文の
テキストをチェックするだけなら
ソフトで機械的にできるからね」
「2022年に発売された
むらかみてるあき監督の
『聖奴隷学園２』だって
FANZAさんの販売ページを見ると
テキスト表示は
『聖奴〇学園２』なのに
ジャケットのイメージ画像は
そのままなんだよね」
「こうした対応は販売サイトさんに
よってまちまちなんですね。
『聖奴隷学園２』も
テキスト表示が
伏字にはなっていないようです」
「その辺の事情は詳しくないんで
よく分からんのだけどさ。
今回、DL.Getchu.comさんのメール
にこんなことも書いてあったよ。
『クレジットカード会社より
禁止表現の指摘が入りました為』
とか
『ご迷惑をお掛けいたしまして
申し訳ございませんが
クレジットカード決済は
非常に重要な決済手段と
なっておりますので
ご理解、ご協力の程何卒宜しく
お願いいたします』
とかね」
「これはどういうことなんでしょう？」
「昨今、エロアニメや
エロメディア作品の販売は
ソフトそのものの販売じゃなくて
配信やDL販売が主流なんだよね。
そうなると、その決済方法は
クレジットカード決済がメインに
なってくるわけで、
クレジットカード会社さんの
意向も重要視される……
ってことじゃないかな」
「ただここで大事なのは
クレジットカード会社さんも
販売サイトさんも
エロメディアの販売を
止めたいわけじゃないってこと
ビジネスとして成立してるんだから
止めたら勿体ないじゃない？」
「確かにそうですね」
「ただ、昨今の社会情勢や
コンプライアンスを鑑みると
エロメディアの販売に対して
何も対応していないのはマズい……
っていうことで
【とりあえず体裁として】
規約を定めているんじゃないかと
そんな風に思うんだよね。
言い方はちょっと悪いけどさ」
「ははぁ……なるほど」
「だから、販売サイトによって
対応がまちまちだったりするし
禁止表現を使っても
別に罰則があるわけじゃないし
ＮＧワードを言い換えれば
普通に販売できるんだよ。
その言い換えに関しては
いくらでも抜け道があるしね」
「抜け道？」
「伏字にしちゃうってのが
一番簡単なやり方なんだけどさ。
例えば
【ＪＣ】って言い回しは
【女子中〇生】って言えないから
便宜上作られた造語だしね」
「以前にも話したことあるけど
むらかみてるあき監督作品の
『制服処女』だって
原作は『制服少女』なんだけど
【少女】ってワードがマズいって
言われて、織賀進プロデューサーが
似たような意味と音で言い換えて
ビデ倫の審査を通したんだよね。
そういうの考えるのは
むしろ少し楽しかったりするよ」
「ビデオやＤＶＤみたいな
パッケージソフトを制作するなら
ジャケットの文字修正をするには
お金も時間も掛かっちゃうから
表現規制に神経を尖らせるけどさ。
私が個人的にやってる
同人制作ソフトなんかだったら
例えＮＧワードで
引っ掛かっちゃったとしても
データをちょいちょいと直して
再申請するだけだから
お金も時間も掛からないからね」
「ということは
こうした禁止表現に関して
制作上困ることは無いんですね？」
「強いて言えばだけど
資料として作品を検索するのが
ちょっとやりにくくなったかな？」
「どういうことでしょう？」
「DL.Getchu.comさんからのメールで
【レ〇プ】に関しては伏字でも
ＮＧワードになってるでしょ？
昨今の表現規制の中では
【レ〇プ】とか【痴〇】とか
性犯罪に関わるものが
特に厳しくなってるみたいなの」
「ほうほう」
「配信やＤＬ販売が中心の
DL.Getchu.comさんFANZAさんでは
【レ〇プ】とか【痴〇】は
作品を分類するカテゴリーからも
消されちゃってるし
作品名で検索もできないのよ」
「だから、資料として
ＡＶや同人作品を探したい時に
ちょっとやりにくくなったかな？
まぁそれぐらいのもんだよ」
「DL.Getchu.comさんからの
メールには
『禁止表現とは別にクレジット
カード会社の判断により
作品の内容や画像、
紹介テキストなどで
DL.Getchu.comでの掲載が
NGとなる場合もございます』
『また、今後新たにNGワードが
追加される場合がございます』
という記載もありますが……」
「それはまぁ、
そうなった時にまた考えるよ。
今までだってそうしてきたし。
エロメディア作品っていうのは
基本的に
【公序良俗に反する物】だからね。
それを販売させてもらう以上、
多少不自由なことがあるのは
まぁ仕方ないんじゃないかな？」
「ではでは
最後にリクエスト曲を承りましょう」
「じゃあ『THE ビッグオー』の
最初のオープニングテーマ
『ＢＩＧ－Ｏ！』を聞かせてよ」
『THE ビッグオー』は
1999年～2000年にWOWOWさんで
放映されたＴＶアニメです。
制作はサンライズさん
監督は片山一良さん
シリーズ構成は小中千昭さんです。
「この曲は
クイーンさんの
『フラッシュのテーマ』
へのオマージュが強くなりすぎて
クイーンさん側に楽曲の権利が
移行しちゃってるんだよね。
そのせいかどうか、ブルーレイや
ＤＶＤにも収録されてないし、
再放送やネット配信でも
差し替えられちゃうことが
ほとんどなんだわ」
「ほうほう」
「でも、曲が良いのはもちろん、
オープニング映像が
『ウルトラセブン』を意識してて
すっごくカッコいいんだよね」
長々とお聞きいただきまして
どうもありがとうございます。
毎月10日・20日30日に
更新できるよう頑張りますので
よろしければまた
私の話を聞きに来てくださいね。
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