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#9 4月26日の十作

エロアニメの神様
04 /26 2022
今週は連休前ということで、
賀島さんも多忙のようです。
そんなわけで、ちょっとした
雑談をしてみたいと思います。

実は賀島さんは毎クールの始め、
1月・4月・7月・10月の始めは
地上波で放送されるアニメ新番組
のほぼ全てを視聴されます。
今期4月では何と49本の作品を
ご覧になりました。
これも偏にアニメーションに対する
愛情の賜物なのでしょうか?

「……いや、あの、
 勿論アニメは大好きだけどさ。
 仕事でお付き合いがある
 制作会社さんもメーカーさんも
 エロアニメだけしか
 作ってなかったりするんだよね?
 だから一般作アニメも観て、
 世間やアニメ業界の流行りに
 疎くならないようにと」
「なるほど」
「だから49本って言っても
 最後まで全部観る訳じゃなくて
 とりあえず第一話を観て、
 面白ければ引き続きまた……
 っていう感じかな」

賀島さんはそのようなスタイルで
本日現在、10本の作品を視聴継続
されております。
本日はそのお勧め10作を皆さんにも
ご紹介したいと思うのです。

「……あー、あくまで
 個人的な趣味だからね?
 そんなに観る目があるのか
 どうか自信ないよ?」
「そうなんですか?」
「俺ねー、話題になった
 『鬼滅の刃』も本放映当時、
 途中で止めちゃってるのよ。
 劇場版の『無限列車編』
 観に行ってないんだ」
「あらららら」
「最近になって、再放送と
 TVの『無限列車編』を観て
 『遊郭編』でやっと追いついた
 ところなんだよ」
「だからまあ、お勧めというか、
 あくまで個人的に好きな作品
 ということで聞いてもらえると
 ありがたいかなと」
「はい、畏まりました」

ではでは、前置きが長くなりましたが
作品をご紹介したいと思います。


『機動戦士ガンダム
 鉄血のオルフェンズ 特別編』

こちらは2015年~2017年にかけて
放送されたTVシリーズ全50話を
再構成した作品です。
制作はサンライズさん
監督は長井龍雪さん
シリーズ構成は岡田麿里さんです。

「いわゆる総集編なんだけど
 編集の仕方が上手で
 すごく観やすいんだよね
 当時のシリーズを観てなくても
 楽しめるんじゃないかなー」


『パリピ孔明』

こちらは『週刊ヤングマガジン』で
連載中のコミックのアニメ化です。
原作は四葉タトさんと小川亮さん
制作はピーエーワークスさんで、
監督は本間修さん
シリーズ構成は米内山陽子さんです。

「タイトルのインパクトが凄いよね。
 諸葛亮孔明が現代に転生して、
 クラブのシンガーの女の子の軍師に
 なるって設定だけでもう面白い。
 孔明が仕える英子ちゃんがすごく
 良いコだから感情移入しやすくて
 ポイントが高いと思う。
 あと、OPの中毒性がヤバいね」


『BIRDIE WING』

バンダイナムコピクチャーズ制作の
オリジナルTVアニメーションです。
監督は稲垣隆行さん
シリーズ構成は黒田洋介さんです。

「話の軸になる二人の天才の対決を
 序盤からジャンジャン描くのよ。
 すごく力強くてテンポがよくて、
 グイグイ引き込まれる感じがする。
 広瀬香美さんが歌うOPも
 元気がよくて作品にマッチしてる」


『古見さんは、コミュ症です。』

『週刊少年サンデー』にて連載中
オダトモヒトさんの漫画が原作です。
監督は川越一生さん
シリーズ構成は赤尾でこさんで
OLM TEAM KOJIMAさんの制作です。
昨年10月からの第一期に続き、
今クールが第二期となります。

「同級生を個性の強い面々にして
 彼ら彼女らの視点から古見さんの
 話を描くというスタイルが面白い。
 只野君の【普通の良さ】も際立って
 見えるんだよね。
 あと、ショートコントのように
 細かいエピソードを積み重ねていく
 構成がテンポが良くて見やすい。
 デフォルメされた古見さんの表情や
 仕草も可愛くていいね」


『サマータイムレンダ』

2017年から2021年まで
『少年ジャンプ+』で連載されていた
田中靖規さんの漫画が原作。
こちらも制作は
OLM TEAM KOJIMAさんで、
監督は渡辺歩さん
シリーズ構成は瀬古浩司さんです。

「和歌山県の離島を舞台にした
 タイムループサスペンスなんだけど
 SFの要素が入っているのが
 面白くて、先の展開が読めない。
 続きが気になって視聴を継続して
 いる作品かなー」


『まちカドまぞく2丁目』

原作は伊藤いづもさんの漫画です。
『まんがタイムきららキャラット』で
2014年から連載されております。
2019年7月からの第一期に続き、
第二期目のアニメ化になります。
制作はJ.C,STAFFさん
監督は桜井弘明さん
シリーズ構成は大知慶一郎さんです。

「セリフ回しがとにかく面白い。
 会話のテンポもすごく良くて、
 観ていて飽きないし楽しいよ。
 シャミ子の【ポンコツ可愛い】
 部分が際立っていて、
 小原好美さんの好演が光るね」


『アオアシ』

『ビッグコミックスピリッツ』で
2015年から連載中の作品で、
小林有悟さんが原作です。
2019年7月からの第一期に続き、
第二期目のアニメ化になります。
制作はProduction I.Gさん
監督はさとう陽さん
シリーズ構成は横谷昌宏さんです。

「原作が青年誌連載のせいかな
 すごく丁寧にユースサッカーを
 取材してるのが分かる。
 単純な根性論じゃなくて
 技術的裏付けがキチンとあって
 それが物語に上手く練り込まれて
 いるから観ていて飽きないなー
 主人公が常に逆境にあって、
 それを乗り越えていく姿が
 すごく魅力的に感じるんだよね」


『SRY×FAMILY』

『少年ジャンプ+』で連載中の
遠藤達哉さんの漫画が原作です。
監督とシリーズ構成は
古橋一浩さん
制作はWIT STUDIOさんと
CloverWorksさんです。

「スパイの父と殺し屋の母、
 超能力者の娘という設定が
 まず面白くて目を引く。
 その上で各キャラクターの
 性格付けがとても魅力的。
 特にアーニャが素晴らしい」


『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』

……えーと、
こちらはアニメではなく、
東映さん制作の特撮TVドラマです。
監督は田﨑竜太さん
シリーズ構成は井上敏樹さんです。

「既存のスーパー戦隊シリーズの
 概念に当てはまらない作品だよね
 何が起きるのか予想できないから
 目が離せない。
 戦隊ものなのに戦闘以外は
 まとまって行動しないで
 各々の理屈でバラバラに行動する
 から話が膨らんで面白い。
 4~6話が特に良かったねー」

ちなみに賀島さんは
主題歌とエンディングのCDを
既に購入されているそうです。


『鎌倉殿の13人』

……これもアニメではなく、
1月9日から放送されている
NHK制作の大河ドラマです。
その脚本は三谷幸喜さんが
手がけておられます。

「大河ドラマは毎年観てるけど
 やっぱりこれは特に面白いね。
 人物のキャラクターがすごく
 生き生きと描かれているから
 単純な歴史物語だけじゃなくて
 コミカルな魅力もあって、
 ドラマに厚みがあるよ
 戦国時代より世の中がまだ混沌
 としている雰囲気があって、
 その緊張感がまた魅力的だね」

……さてさて、そんなわけで今回は
賀島さんが現在視聴されている
アニメや特撮やドラマを
つらつらとご紹介しました。
動画を沢山張り付けたせいか、
思ったより長くなってしまって
ごめんなさい。

次回はもう少しエロアニメに
関するお話ができればと思います。

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佐和山進一郎

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